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アイルランドのタップダンス・センセーション、「リバーダンス」が、二度目の映像化となる、1996年ラジオ・シティ・ミュージック・ホール収録のパフォーマンス『ライブ・フロム・ニューヨーク・シティ』で再びよみがえった。めくるめく振り付けとエネルギッシュなスコアはそのままだが、マイケル・フラットリーが、もう少し落ち着きのあるコリン・ダンに交替。ダンは優れたテクニシャンで、フラットリーと共同主役だったジーン・バトラーとよく息が合っている。
1995年のオリジナルよりも30分長くなった『ライブ・フロム・ニューヨーク・シティ』は、故郷を離れたアイルランド人が世界各地に出ていくという第2幕のテーマをさらに発展させている。最も魅力ある新曲の「タップの競演」では、3人のアイルランド人ダンサーが都会に住む2人のアメリカ人タップダンサーと対決するのだ。このショーのほとんどがすでにおなじみのものだが、まったくの別物として十分楽しむことができるだろう。前作よりもスタイリッシュな撮影がなされているが、それが最大の欠点でもある。熱狂気味の編集でダンサーたちの顔が瞬間しか見えないので、観る者が集中できないのだ。(David Horiuchi, Amazon.com)
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汗と土の匂いがしてくるようなブルース、アコースティック・ギターのイノセントな響きと抜群のコーラス・ワークが印象的なフォーク・ソング、ハードなドライヴ感を押し出したロック・チューン、古く良きアメリカを想起させる牧歌的なカントリー・ナンバー。あまりにもバラエティに富んだサウンドは、まるでアメリカの音楽の歴史を1枚のレコードに凝縮したかのような、芳醇(ほうじゅん)な香りを放っている。デヴィッド・クロスビー(元バーズ)、スティヴン・スティルス(元バッファロー・スプリングフィールド)、グラハム・ナッシュ(元ホリーズ)の3人によるグループに、ニール・ヤングが加わって制作された2ndは、音楽的な完成度の高さはもちろん、1970年という時代の空気をはっきりと反映させた作品だ。
このアルバムには、ヒッピー、ラブ&ピース、ウッドストックといったフレーズとともに、体制から逃れ、ある種の理想郷を作り上げようとした60年代カウンター・カルチャーの幻想と現実が、美しくもはかないサウンド・イメージのなかで描かれている。本作の持つ夢のような美しさと素朴な力強さを見事にデザインしたジャケットもすばらしい。(森 朋之)